改修の時期
改修のタイミング
早い段階での補修で手間とコストを削減
亜鉛めっきの劣化度が進行してしまうと入念な素地調整が必要になります。
早めの段階で補修を行えば素地調整に手間がかからず、改修が簡単に行えます。
改修の必要なし
亜鉛めっき中に含まれる亜鉛が、
鉄をまだまだ守ってくれています。
鋼材は大丈夫でも、ボルト・ナットや板厚の薄い鋼材は
さびている可能性があるので、十分注意してください。
改修のベストタイミング
亜鉛が消耗しかけていて、さびを抑えきれない状態です。
傷がつきやすい車路や雨垂れが集中する箇所は、
意外に早くこの状態になります。
さび落としには手工具(ワイヤーブラシなど)を
ご使用ください。
早急な対応が必要
亜鉛が消耗し尽くし、前面にさびが出ている状態です。
このまま放置すると鋼材の強度がどんどん低下していきますので、
早急な対応が必要です。
さび落としには電動工具(ディスクサンダーなど)を
ご使用ください。
鋼材の強度が低下
劣化度3を放置すると、この状態になります。
鋼材の中にさびが侵食し、強度が低下しています。
パレットごと崩落というような事故にもつながります。
さび落としはかなり難しく、
ブラスト処理が必要となります。
その他の さび の例
サビの進行具合にも因りますが、改修や補修を要するさび具合の写真を挙げております。
どのタイミングで改修を行えば良いかお困りの場合は,
ローバル株式会社 技術サービス部(TEL:072-894-7590)まで、お問い合わせください。